霊園から見た近代日本

浦辺登

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863290563
ISBN 10 : 486329056X
フォーマット
出版社
発行年月
2011年03月
日本
追加情報
:
234p;19

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読書メーターレビュー

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  • メルセ・ひすい さん

    15-37 「定遠館」大宰府天満宮 政治結社… 青山霊園、谷中霊園、その墓碑銘から浮かびあがる人脈と近代史の裏面を「玄洋社」をキーワードに読み解き、歴史背景の解釈に新たな視点を示す。・外圧の余波 ・アジアとの関わりと玄洋社。・迷信と科学・日本近代化の総仕上げに向けて…「五箇条のご誓文」という近代化・・・衛生思想と祈念的衛生費 ★科学と宗教を極めた宮沢賢治…「イギリス海岸の歌」 あおじろ干し割れ あおじろ干し割れ あおじろ干し割れにおれのかげ なみはあをざめ支流はそそぎ たしかにここは修羅のなぎさ 拝拝。 

  • koji さん

    青山霊園の墓地を探索する中で見つけた墓の主を結び付けて幕末から太平洋戦争前までの日本近代史を展開する点に趣向があります。確かに登場人物が多く読みづらい点はありますが、一人ひとりは歴史を語るうえで欠かせない人物ばかりで、その点を考えるとよく整理されていると思います。私的には、丑乙の獄(いっちゅうのごく)で政治路線を見誤り、その後の福岡の維新への乗り遅れを招いたとされた黒田長溥(筑前福岡藩主)以後の福岡の歴史に大いなる興趣を感じました。薩長の陰で泣いた福岡が今や西日本の盟主になったことは歴史の皮肉でしょうか。

  • Ohe Hiroyuki さん

    青山霊園にあるお墓を手がかりに近代日本の歩みについて振り返る一冊。▼金玉均のお墓が青山霊園にあることからスタートする。本書を見て驚くのは、その登場人物の多さである。索引をみれば明らかであるが、よくぞ一冊でこれだけの人物が出てくるかと思う。それだけ丹念に調べられたうえで書かれた本であるし、参考になる▼もっとも著者は近代史の専門家ではない。だからこそ自由闊達に「こうだったのはないか」と歴史を考えるその姿勢は読んでいて面白い。御令室と一緒に旅をされる記載も仲睦まじく思え、とても楽しく読める一冊である。

  • midnightbluesky さん

    伊藤博文複数犯狙撃説や、征韓論における独自の視点を展開。

  • のの さん

    玄洋社がメイン、プラス福岡。霊園はおまけ。とはいえ、語り口もあって徒然話みたいな内容。 苔掃録みたいなのを期待してたけど違った。 どうでもよいけど、「〜ですが」(逆接ではなく、話題の提示みたいな感じの)が多い。

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人物・団体紹介

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浦辺登

昭和31年(1956)、福岡県筑紫野市生まれ。福岡大学ドイツ語学科在学中から雑誌への投稿を行うが、卒業後もサラリーマン生活の傍ら投稿を続ける。インターネットサイトのオンライン書店bk1では「書評の鉄人」の称号を得る。現在日本の近代史を中心に研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されて

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